よくあるパソコンや周辺機器のトラブル
電源ボタンを押しても反応がないよー(汗)
なんてこったいw
今まで使っていたパソコンが、急に反応しなくなった!電源が入らなくなった!という経験はないでしょうか?
日々、電源を入り切りしているパソコンは押せば必ず起動するものと思われていることが多いです。
普段から安定して稼働しているので、何となくあまり壊れないものというイメージがあるかも知れません。
しかし、故障の時は突然やってきます。
人間が作った以上は、当たり前ですが壊れない機械はありません。
ただし、もう動かないということはないかと思うので、その対処法について説明します。
パソコンの電源が入らなくなったときの対処法
まずは、メーカーの指示通りの解決法を試す
パソコンが起動しなくなった時の解決法として、”ファン” だけが回っているもしくは、ランプが点滅しているのような状況であればメーカーが指示している対処法を実行すれば回復することがあります。
例えば、パソコン本体を開けてメモリを挿し直してみる、電源を長押しして完全シャットダウンしてから、少し待って起動させてみるなどです。しかし、電源を入れても電源ランプすら点灯しないことが時として起こります。
できることは手を尽くした!もうお手上げかなぁ・・・。
放電を試してみる
そんなときに試して欲しい方法が「放電」です。
危なそうなワードですが、一切危険なことはありません。
私自身、長年パソコンや周辺機器のトラブルに携わる中で、この方法で幾度もピンチを脱してきました。
操作方法としては、まずは電源ボタンを長押しして電源を切りましょう。
その後、「デスクトップパソコン」の場合、電源ケーブルを抜いて、
電源ボタンを10秒ほど長押しするだけです。
「ノートパソコン」の場合、電源ケーブルを抜いた後バッテリーを外して、
電源ボタンを10秒ほど長押しします。
(バッテリーが外せない機種の場合は、完全にバッテリーが切れるまで数時間放置が必要)
そうすると、内部に溜まっていた余計な電気が放電され不具合が改善される可能性があります。打つ手がなくなって諦めかけたら、ひとまずやってみましょう。
プリンタの不具合が改善してるはずなのにエラーが消えない
プリンタに紙が詰まって、すべて取り除いたけどエラー表示が消えない!
といったことが稀に起こります。
そんな時にも、落ち着いて「放電」を試して見ましょう。
「プリンタ」の場合も、デスクトップパソコンと同じ用に電源ケーブルを抜いて、
電源ボタンを10秒ほど長押しするだけです。
プリンタの場合、予期せぬエラーが急に発生するときにも効果があることがあるので
ぜひ試してみてください!
まとめ
自分でできるエラーの解決策はすべて試して、トラブル自体はなくなっているはずなのにエラーが消えない!というときは、今回説明した「放電」を試してみてください。
余談ですが、定期的にパソコンや周辺機器のメンテナンス・清掃をしていない方は、この機会に清掃してみることをお勧めします。誇りを取るだけでも、本体内部の風通しがよくなったり、変に帯電することがなくなったりとメリットはありますよ。誇りを取るときは、エアダスターをおすすめします。最近ものは、ノンフロンで逆さまのまま噴射しても液体がでてこないので、余計な心配をせずに清掃できます。